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消費税増税の不動産に与える影響

本年四月から消費税の増税が施行されました。駆け込み需要の影響で活況だった不動産市場も、増税以降低調に推移しています。ここで注目する点としては、不動産を選別する目が厳しくなってきているという点です。ひいては物件の二極化がじわじわ進んでいるという事です。今までは地方と都会というような解りやすい構図で価格を解釈することができました。しかしながら、不動産の評価方法で、収益還元法という手法が定着してきてから二極化が細分化されてきています。例えば、地方都市でも商業地域と郊外、あるいは商業地域の中でも、都市計画が考えられ将来性がある地域と人口減少地域などが挙げられます。人口が減少する社会が進んでいくことが確実な日本では、ますますこのような二極化が進んでいくことが予想されます。

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